" ない " から " のか? " へ変換しよう
私たちの脳みそは非常に面白い仕組みで、疑問を持って質問を投げかけると反応を返してくれます。
そしてその質問の答えが見つかると"インスピレーション"閃きとして、私たちに届けてくれます。
逆に答えを決めつけて脳みそに問いかけても、当たり前ですが何も返してはくれません。
昔、仕事がうまくいかないときに先輩に相談したことがありました。その時に先輩が言ってくれたのが
"ない" から "のか?" へ考え方を変えてみればいい でした。
「予算がないから、うまくいかない」
「やることだらけで時間がないから、できない」
「やる気が起きない…」
できないことを決めつけて考えているので、うまくいくわけないですよね。
マイナスなことばかり考えていたら、気持ちも乗りません。
でも、これに少し手を加えてあげると、パッと気持ちが変わりうまくいく流れができてきます。
例えば
「どうしたらこの予算内で、うまくできるのか?」
「どうやったら期限内でできるのか?」
「どうしたらやる気がでてくるのか?」
みたいに疑問形で自分の脳みそに質問してみます。
そうすると脳みそが考えて答えを出そうとします。
「やることだらけで時間がないから、できない」
⇓
「どうやったら期限内にできるのか?」
⇓
「じゃあ優先順位をつけよう」
「他の人でもできることは、頼んでみよう」
「期限を少し延ばしてもらえるよう頼んでみよう」などなど
脳みそに質問をしてみると、行動に繋がる答えをだしてくれます。
さらにプラスの発想を付け加えた質問をすると、楽しくなるかもしれません。
例えば
「どうして、うまくできないんだろうか?」
⇓
「どうしたら、うまくいくんだろうか?」
⇓
「どうしたら、簡単にうまくいくようになるんだろうか?」
⇓
「どうしたら、面白いくらい簡単にうまくいくようになるんだろうか?」
こうやってプラス発想で脳みそに質問を投げかけていると、その時には答えが出ない場合もありますが、脳みそは潜在意識で考えてくれています。そうして答えを見つけると閃きとして、私たちに届けてくれます。
皆さんもこんな経験がありませんか?
大好きなゲームで行き詰まってしまった時、スポーツでスランプになってしまった時、仕事の企画案が中々でてこなかったり…
でも家でシャワーを浴びているときに急に"そうだっ!"て思いつく事。
それは皆さんが自分の脳みそに質問をして、脳みそが潜在意識の中で答えを探してくれているからなんです。
うまくいかないとき、何かを悩んだときは、「できない」とかではなく、「どうしたらできるのか?」「どうしたらうまくいくのか?」と、自分の脳みそに問いかけてみましょう。